本文へ移動

新築完成 越前市村国3丁目

30代夫婦+猫ちゃんのための平屋住宅 (少しずつ更新しています)

お引き渡しを終え、約1ヶ月

2023-09-22
日中、『照明をつけずに』一眼レフカメラで撮影してみました
ウッドワン製の下駄箱に天板はル・ハウスオリジナルの栗の木カウンター
全て木の引戸で設計
厳選した杉の木の板を横張りにすることで空間を広く感じさせます
ウッドワン製キッチン。ニュージーパイン材は意匠性も高く、コンセプトも◎
ウッドワン製カップボード。塗装もキレイです
ゴミ箱を置くスペースは設計時に考えます。かなり重要です
なんと「木」のカーテン。『木製バーチカルブラインド』という名称です
ヌックスペース。リビングの一角に別空間。本棚も造りました
ランドリールームも木。吸湿効果と「あたたかみ」で選択
趣味の物を置く「ちょっとした棚」
木の玄関収納から始まり、木のキッチン、木のリビング、木のランドリールーム、木、木、木...です‼‼‼

〇お客様との打ち合わせ
〇設計/間取り決め
〇3Dソフトを使ったパッシブデザインのシミュレーション
〇外観・内装デザイン
〇現場監督
〇細かな気密・断熱施工
〇図面の作成
〇協力業者様との打ち合わせ
〇お引き渡し
〇お引き渡し後の細かな対応

すべて同じ担当(佐々木)です。
この物件のことは全部僕に聞いてくださいね‼
お施主も安心していらっしゃいました。
急に現場のこと聞いても「現場の担当に確認してみます」がないので!
小さな会社の大きな利点です。

木が好きなお施主様、お引き渡し後のお話で「よく眠れるおうちだね、よほど空気が良いんだろうね!」と...心の中でガッツポーズ‼猫ちゃん独特のニオイも感じませんでした。(ヨシヨシ。作戦通り)

金物検査が迫ってる‼

2023-04-20
付け忘れが無いか、ビスはしっかりとまっているか
筋交いプレートや柱留めなどの金物を構造の計算時にどこへどんな金物を取り付けるか、という図面を制作します。

それをもとに大工さんに取り付けてもらうのですが、構造上重要になるので二人で何回も確認をします。

たくさん取り付ければ良い物でもなくて、この柱にはコレというふうに計算上で出てきます。

家の重心はどこか、偏心率はどうか、などなどを考慮して筋交いを入れる箇所も決めていきます。


越前市生産品!床断熱施工

2023-04-15
カーボンを混ぜ込んだ高性能断熱材
これでも半分の量です
床の木材の間に隙間なくスポッと入る大きさにカット
厚さ100mmの断熱材
床に使うの越前市で生産されている100mmの高性能で高耐久な断熱材です。(U値=0.034W/㎡K )
ウチは使っていませんがフェノール系の断熱材というものがあって、それは性能値は倍近く高い(U値=0.020W/㎡K)のですが、耐久性がものすごく劣るので、直接足が触れるような床には特に向かないです。

断熱材は性能よりも厚みが大切であることは身を持って知っています。体感がものすごく変わってきます。
この工法にしてから、

「冬暖かくて良いね‼床暖入ってるみたい」

というお声をいただきます。

さらにウチは床の強度を上げるために、補強用の木材を入れています。
もうひと手間って20年後とかにかなり重要になってきます。
床がフカフカになるのはものすごく嫌なので...(実体験)

上棟3日後 窓取付

2023-04-12
トリプルガラスの窓を入れました
LIXIL製のTWトリプルガラス仕様。高さ2,200㎜横巾2,600㎜の大開口
写真の窓はLIXIL製のTWトリプルガラス仕様‼

YKK、エクセルシャノン等メーカーはたくさんありますが、工場見学などで実物の断面などの形状を確認する機会があり、見比べるとやはりLIXILになります。


TWという商品はアルミと樹脂の複合素材で、外側は耐久性の高いアルミ製、内側は断熱性能の高い樹脂製になっていて、所謂、いいとこ取り‼

しかもデザインにもこだわるならTW一択かなと思っています。

樹脂枠にしてしまうと強度がない分、ガラス面積が小さくなり周りの枠が大きいんです。
その点TWはもういっぱいいっぱいのガラス‼と言わんばかりの窓です。
それはもうカッコいい‼‼

断熱性能と気密性能、さらに意匠性も高い窓はTW一択です。

外から見てもスタイリッシュな窓
左側が横幅2600㎜の窓。体感で満足度の高い家は窓を大きくできます
南側に向けた大きな窓も日射シミュレーションでの計算をすることで最適な性能の窓を取り付けるのがベストです。

その家その家の条件があるので、他の家と同じ!というようにはいきません。

軒の出、窓の種類、ガラスの種類、日射遮蔽のための部材を付けるかどうかなど考えるべきことは多いですが、予算、目標性能値、体感でどうか、を総合してご提案させていただきました。

外から見ても枠が薄いのはスッキリしていて僕は好きですね。

超‼オススメ窓です‼

祝!上棟

2023-04-09
お清めのお酒
安全祈願の意味を込めてお酒をまきます
最高の天気に恵まれた上棟日(僕らは建前と言っています)

お施主さまは職人さんへのあいさつと安全第一のお願いをされまして、その後、お清めのお酒を四隅にまかれました。

建前の雰囲気は独特で、何回経験してもソワソワしてしまいます。

準備万端なので、あとは段取り通り事を進めていくだけなんですけど...




コダワリの登り梁
登り梁、養生を剥がして束を立てられるようにしています
人数がいると一気に仕事は進みます。

特に平屋なので、柱と梁が組み上がってしまうと、もう出来た!という感じになります!

登り梁もしっかり組まれ、今後が楽しみになります。

天井の高さは登りきったところで3.5mくらいになります。

この登り梁の上に屋根を支える束、母屋、垂木が組まれます。
1枚の大きな屋根
建物すべて同じ屋根になるように設計
登り梁の部分も、
そうでない部分も、
木造のカーポートも、
テラス部分もすべて同じ屋根になるように高さを設計しました。

大きな屋根は家が立派に見える要素の一つです‼


お見積前にパースでご提案していますので、出来てからのお楽しみ、なんて怖いことはしません。
ただ、ほとんどの方がお任せします、と言って下さるのでとてもうれしく思います。
その分コチラも力が入ります‼‼
ご提案時のパース
南側から見た平屋住宅のシミュレーション画像(3Dパース)
図面ばっかり見せられてもイメージが...
という方は結構いらっしゃてて、そのために3Dのパース画像を制作しています。

建前のこの時点で

「パース通りですね」

って言われると嬉しいです。

「どんな家になるか想像が出来て、パースで見せてもらえるのは助かった‼」

と言ってくださいました。
製材した頑丈な屋根垂木、遮熱、通気
軒の出部分は特に頑丈にしたいので木材の使い方は最初に決めてあります
建前時にわかるコダワリポイントをこうやって記事にしているのですが、分量が多いです...


製材した屋根垂木(均等に並んでいる木材)は60㎜角でその下には遮熱シートを敷き、熱をはね返し、屋根に熱がたまらないように屋根垂木の間を通気させます。

遮熱シートは断熱性能数値には表れてきませんが、重要な部材です。
遮熱シートを使うならその熱が外部へ逃げていくよう空気の通り道も重要です。

『屋根の中は常に風が通っている』

というイメージでOKです。
屋根の裏板も製材
大きな1枚屋根にも当社製材の裏板を使用
上の垂木の上に杉板を敷きます。

カーポート部分と軒の部分の軒天(屋根の裏側)は化粧と言って、構造材をそのまま見せる意匠にしていますので、前もって塗装を施した板を張っています。

部分的に板が違うように見えるのはそのためです。


吸音材の役割も
黒い板状のものがシージングボード。吸音効果抜群‼
上の杉板の上にシージングボードなるものを貼ります。

ガルバリウム鋼板の屋根は金属なので、どうしても音がなってしまいますが、このボードを敷くだけで、かなり静かになります。

自分の家の屋根の構造を知っておくと安心感が違いますね‼
裏板と屋根垂木が見える木造カーポート
木造カーポートから上を向いてみました(構造材は塗装前)
木造カーポートも屋根が一続きなので、車の乗り降りで雨に当たったりすることはほとんどありません。

木造カーポート部分も『化粧』なので、写真では裏板と屋根が見えている状態です。
この後、柱や梁、束、母屋も全て塗装をします。

真っ赤なLEXUSを停めるのが楽しみです。
TOPへ戻る